キングスマン:ゴールデン・サークル

20世紀フォックスから2018年1月5日に劇場公開された「キングスマン:ゴールデン・サークル」の感想記事です。

興行収入4億ドル超えのメガヒットを記録した『キングスマン』(2014)の続編作品です。

オススメ度3.4

あらすじ&予告編

人類抹殺計画から世界を救って1年後、世界最強のスパイ機関”キングスマン”のエグジーは、一流エージェントに成長していた。

だがある日、謎の組織ゴールデン・サークルからの突然の攻撃により、キングスマンの拠点は壊滅。

生き残ったエグジーとメカニック担当のマーリンは、同盟機関に協力を得るためアメリカへ向かう。

表向きはバーボン・ウイスキーの蒸留所を経営するコテコテにアメリカンなスパイ機関、ステイツマンと合流した2人は、彼らのNo.1エージェントと共に組織の行方を追い始める。

一方、ゴールデン・サークルは、世界中の麻薬使用者を人質にした驚愕の陰謀を始動させていた…

作品情報

原題:Kingsman: The Golden Circle

製作国:イギリス、アメリカ(2017年)

配給:20世紀フォックス

監督・脚本・製作:マシュー・ボーン

本編:141分

出演:タロン・エガートン、コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、マーク・ストロング、ハル・ベリー、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、エルトン・ジョン、ペドロ・パスカルほか

レビュー

もはやドル箱となったシリーズゆえに、過度な期待感から入った人も多いでしょう。

今作もスケールアップを目指して複雑なストーリーを紡ぎ、前作の世界観とバイオレンスさなどをしっかり踏襲するも、前作ほどのインパクトはない。

ブレードの義足のヴィラン的な存在感がないことと、コリン・ファースの長回しやラストの花火のように首が飛ぶシーンのようなイカれた演出がないことがやはり評価を下げていることは間違いない。

エルトン・ジョンがはっちゃけてるというのはまぁ、ある程度面白いがw

そういったアクションシーンをはじめイカれた部分に目が行きがちではあるが、物語も非常に優秀で、今作では懐古主義的なアメリカへの皮肉も込めたストーリーを、ステイツマンを使って面白おかしく描いている。

次作では何が出るのか楽しみにしながら待つこととしましょうw

評価

脚本3.5

配役4.0

演出3.0

音楽3.5

映像3.0

IMDb 6.7 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 50% Audience 64%

metacritic METASCORE 44 USER SCORE 6.4

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