Disney+から2023年4月5日に独占配信された「クロスオーバー」の感想記事です。
クワメ・アレクサンダーの同名ベストセラー小説を原作とした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
中学バスケの天才双子ジョーダン・”JB”とジョシュ・”フィルシー”ベルが成長して少しずつ心が離れていき、バスケットボールコーチの父親の教えをコートの内外で生かそうと奮闘する…
作品情報
原題:The Crossover
製作国:アメリカ(2023年)
配給:Disney+
本編:全8話
出演:デレク・ルーク、ジェイリン・ホール、アミール・オニール、サブリナ・レベル、デジャ・モニーク・クルス、トレバー・レイン・ブッシュほか
レビュー
家族愛、兄弟愛、友情はもちろん夢、希望、そして子供から大人への成長を描く青春ドラマ。
バスケを題材にしているが故に、NBAやカレッジバスケを演出するのはバスケファンとしては観ていて嬉しいですし、感情移入もしやすいです。
そしてディズニーらしく夢に向かってひたむきな少年を軸に繰り広げられるヒューマンドラマは、クオリティとしては高いのかもしれません。
しかしながらやはり気になってしまうのが肝心のバスケシーン。
バスケの本場アメリカの、しかも天才少年的な位置付けの主人公はじめ周囲が明らかに素人で、ドラフト1位入団の元NBA選手という設定の父親のシュートフォームは初めてやる人のそれでしかなく、盛り上がりを大きく阻害してしまったことは残念に思います。
コメディ要素や恋愛を絡め、テンポ良く進むストーリーはそれなりですが、バスケファンとしては流石にオススメ出来るものではないように感じると共に、オリジナル配信映画やドラマでもクオリティの高いDisney+だけに惜しいと言わざるを得ないのは心苦しい限りです。
ただ、小説原作だけに少年の成長物語や友情、家族愛をテーマにしたヒューマンドラマとしてはまずまずなので、バスケにうるさくない人は楽しいのかもしれませんので悪しからず。
少し古いかもしれませんが、山下智久主演のフジテレビの月9ドラマ「ブザービート」的な感じのクオリティだと想像してもらえたら良いかと思いますw
ティーザーがカッコ良かっただけに残念です…
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.4 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience –%
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