Amazon Prime Videoから2023年12月8日に独占配信された「シルバー 夢の扉」の感想記事です。
ケルスティン・ギアによるベストセラー小説を原作とした実写映像化作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
ロンドンへ引っ越してきたばかりの女子高校生リヴ。 彼女は何やらミステリアスな雰囲気を放つヘンリーら4人の男子に導かれて、魅惑的な夢の世界への扉を開くこととなる。
そしてハロウィーンを目前に控えたとある夜、“どんな夢も現実となる”という儀式を執り行う5人の前に、思わぬ落とし穴が待ち受けるのであった…
作品情報
原題:Silber
製作国:ドイツ(2023年)
配給:Amazon Prime Video
監督:ヘレナ・ハフナゲル
本編:92分
出演:ジャナ・マッキノン、リス・マニオン、シャニール・クラー、ジョセフィン・ブレイジャー、テオ・オジー・ボナベンチャー、エフィオサ・アフォラビ、リーヴァ・クリマロフスキ、ニコレッテ・クレビッツ、ロリー・ノーラン、ザミラ・ブロイヤーほか
レビュー
夢を題材にしたファンタジーアドベンチャー。
何となくの印象は子供版「インセプション」(2010)。
子供だけにトリガーは好奇心。 夢という不可思議なものを共有する発想がシュール。
多感な時期を生きる子たちの夢や希望は、ファンタジーと一言で片付けてしまうには勿体ない。
夢と言っても共有するとそれはもう現実と変わらなくて、その世界の虜になってしまうストーリーはどこかリアリティがあるようにも感じます。
キャストも良くて、全体的に自然体で演じられていると思うし、キャラクターが立っているにも関わらず主張し過ぎていない。
夢を扱うと小難しい話が多いイメージだが、わかりやすいストーリーが好感触だし、夢と現実の境界が曖昧になる定番の締め括りも見事にまとめています。
正直そこまで期待していなかったのに、良い作品に予期せず巡り合った感じがした作品です。
ファミリーにもオススメできる良作です。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.5 / 10
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