Netflixから2022年11月18日に独占配信された「スランバーランド」の感想記事です。
ウィンザー・マッケイのコミックシリーズ『Little Nemo in Slumberland(夢の国のリトル・ニモ)』を原作とした作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
父親を亡くした後、どうしてもかなえたい願いを実現するため、夢の世界を旅する少女。
体も態度も大きい無法者の助けを借りて、願いをかなえてくれるという真珠がある場所を目指す…
作品情報
原題:Slumberland
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Netflix
監督:フランシス・ローレンス
本編:120分
出演:マーロウ・バークリー、ジェイソン・モモア、ウェルシュ・オピア、インディア・デ・ボーフォート、カイル・チャンドラー、クリス・オダウドほか
レビュー
見るからにファンタジー感全開のトレーラー、そして夢の世界を旅する…そんなパッケージを目の当たりにし、正直全く期待していないところから入ってしまいましたが、一言で言うと最高です。
夢を題材にした映画では『インセプション』(2010)に勝るものは今後もあり得ないと思っていますが、また違った形で素晴らしい作品だと感じました。
父親を亡くしたことを受け入れられない少女と夢の中の無法者フリップが織りなすバディームービー。
現実と夢をリンクさせることでストーリーもしっかり作り込まれていることに加え、現実と夢を行き来することでスピード感もあり、没入感も強く、親子愛がテーマに練り込むことで感動させられます。 まさかこんなに引き込まれて泣きそうにさせられるとはw
抜群の演技力で魅了したマーロー・バークレー演じるニモと、それを支えるカイル・チャンドラーやクリス・オダウドの名脇役、そして元々見た目から無法者感溢れるジェイソン・モモアが上手くストーリーを盛り立てています。
人生の道標としての灯台。 その役目をするものが誰にでも必要だと深く感じますね〜
眠りにつくのが少し楽しみになる映画です。
現実に疲れた大人たちにオススメしたい作品かもしれませんw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.7 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 37% Audience 87%
metacritic METASCORE 40 USER SCORE 6.0
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