チケット・トゥ・パラダイス

東宝東和から2022年11月3日に劇場公開された「チケット・トゥ・パラダイス」の感想記事です。

オススメ度3.6



あらすじ&予告編

夫婦生活をたった5年で終え、ひとり娘リリーのためだけに20年間「家族」という関係をつづけてきたジョージアとデヴィッド。  険悪なムードが漂うふたりの旅の目的は、卒業旅行先のバリ島で出会ったばかりの青年と恋に落ちた娘のスピード婚目前の娘を止めること。

「恋」という一時の「気の迷い」で人生をフイにして欲しくない、自分たちと同じ過ちを犯して欲しくないとふたりは願い、不仲から一転、“一時的な協定”を結び様々な方法で娘の結婚を止めるべく画策するが…




作品情報

原題:Ticket to Paradise

製作国:アメリカ(2024年)

配給:東宝東和

監督:オル・パーカー

本編:104分

出演:ジュリア・ロバーツ、ジョージ・クルーニー、ケイトリン・デヴァー、マキシム・ブティエ、ビリー・ラード、リュカ・ブラヴォーほか



レビュー

仲の悪い元夫婦が、一人娘の早すぎる結婚を止めようと一致団結するストーリー。

若気の至りで結婚してしまった自分らを反面教師に、しっかり考えて結婚して欲しい親心から行き過ぎた行動を取る前半と、この後に及んでまで過ちを犯し反省して成長する後半部のバランスが良い。

舞台となっているバリ島をこれでもかと見せる構成に旅行気分を味わえるし、コメディタッチが作品全体に散りばめられていて飽きずに観られる。

そして、なんといっても『オーシャンズ11』(2001)に続いての再共演で、製作も兼任しているジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの掛け合いが観ていて楽しすぎるw

大人の色気を抜群に振りまきながらコメディ映画らしくエンドロールにNGシーンをつけていて、演者が皆一様に楽しそうなのが素晴らしいw

安定感溢れる素晴らしい良作です。


評価

脚本3.0

配役5.0

演出3.0

音楽4.0

映像3.0



IMDb 6.1 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer 56% Audience 87%

metacritic METASCORE 50 USER SCORE 7.5

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