ワーナー・ブラザースから2020年3月20日に劇場公開された「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」の感想記事です。
チャック・ディクソンとゲイリー・フランクの漫画『バーズ・オブ・プレイ』を原作とした実写映像化で、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の第8作目となる作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
悪のカリスマ=ジョーカーと別れ、すべての束縛から解放されて覚醒したハーレイ・クイン。
モラルのない天真爛漫な暴れっぷりで街中の悪党たちの恨みを買う彼女は、謎のダイヤを盗んだ少女カサンドラをめぐって、残忍でサイコな敵ブラックマスクと対立。
その容赦のない戦いに向け、ハーレイはクセ者だらけの新たな最凶チームを結成する…
作品情報
原題:Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)
製作国:アメリカ(2020年)
配給:ワーナー・ブラザース
監督:キャシー・ヤン
本編:109分
出演:マーゴット・ロビー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジャーニー・スモレット=ベル、ロージー・ペレス、エラ・ジェイ・バスコ、クリス・メッシーナ、アリ・ウォン、ユアン・マクレガーほか
レビュー
『スーサイド・スクワッド』(2016)後を描き、ジョーカーと破局したことにより今までに買っていた恨みを晴らすため、わんさか敵がやってくるのを相手にしながらハーレイ・クインが独り立ちしていく物語。
大ヒットしたスーサイド・スクワッドの色濃いキャラクターの中でも特に人気の高いハーレイ・クインを取り上げただけあって、前面に押し出されるそのカラーはファン垂涎ものであることは間違いないでしょう。
アクロバットアクションをはじめとした演出や、クスりと笑えるブラックジョークがスタイリッシュな音楽と共にテンポ良く構成にハマっていて、テンポ良くスピード感あるストーリーに仕上がっています。
深みのあるストーリーかと言われるとそこまでではないですが、液晶映えするカッコ良さが魅力的な作品です。 キャラ作りや見せ方にこだわり抜いた感じが見え隠れしていて非常に好感が持てますw
ヴィランであるユアン・マクレガーはオビ=ワンの印象が強いながらも、しっかりイカれたブラックマスクを好演していますし、バーズ・オブ・プレイの面々もそれなりに個性を発揮しています。
どうしても比較対象が”ジョーカー”であったり超能力キャラクターになってしまうのでモブ感は否めないですがw
DCEUという新たな潮流の中で、今後どう絡み合うかはわかりませんが先々の展開に期待の持てる作品だと感じます。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.0 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 79% Audience 78%
metacritic METASCORE 60 USER SCORE 3.1
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