Netflixから2019年6月19日に独占配信された「ビート -心を解き放て-」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
シカゴのサウスサイドでギャングの縄張り争いから姉を目の前で撃たれたオーガストは、それ以来トラウマを抱え外へ出ることが出来なくなり、家でビートメイクする日々を送る。
そんなオーガストの元へ学校への登校を促しに来た学校警備員のロメロはオーガストの類稀なる能力に気づき…
作品情報
原題:Beats
製作国:アメリカ(2019年)
配給:Netflix
監督:クリス・ロビンソン
本編:110分
出演:ポール・ウォルター・ハウザー、アンソニー・アンダーソン、ウゾ・アドゥーバ、エマヤツィ・コーリナルディ、カリル・エヴァレッジほか
レビュー
設定
考えてみればよくある設定ではあるものの、平和な日本でのほほんと暮らしSFやファンタジーで詰まった頭には、冒頭の銃撃シーンは雷に打たれたような衝撃を受けました。
アメリカの田舎町で起こる現実的な問題。
銃社会でもヒップホップ文化も根強くない日本の一視聴者ですら非現実には思えない世界観。
等身大の少年の話だからこそオーガストに対して感情移入は容易く、周囲の人間の気持ちも察しやすい感じがします。
アメリカンドリーム
とはすんなりいかないリアリティ。
しかし、引きこもりから大きな一歩を踏み出した少年の物語として心に刺さります。
王道のサクセスストーリーではないが、PTSDからの克服、努力、人との繋がりと心の根底を抉りながらもオーガストを応援したくなるハートフルな作品となっていました。
脚本
配役
演出
音楽
映像
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