Amazon Prime Videoから2022年11月25日に独占配信された「ミートキュート 最高の日を何度でも」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
シーラとギャリーの出会い、それは一目惚れだと思われた…彼らの不思議なデートが、全く運命的なものでなかったことに気づくまでは。
シーラはタイムマシン使い、互いに恋に落ちるときを何度も繰り返しているのだ。
しかし、完璧な夜が色褪せてきたと感じたシーラは、ギャリーをより完璧な男性に変えるため、彼の過去に旅立つのだった…
作品情報
原題:Meet Cute
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Amazon Prime Video
監督:アレックス・レーマン
本編:89分
出演:ケイリー・クオコ、ピート・デイビッドソン、ケヴィン・コリガン、デボラ・S・クレイグ、ロック・コーリほか
レビュー
車で自分を轢き殺すところから一日が始まるタイムリープサスペンス調のラブロマンス作品。
冒頭から程なくしてタイトルほどキュートではなく、サブタイトルほど最高の日でもない無限ループを繰り返すストーリー展開に思わず困惑してしまう人も多いのではないでしょうか。
同じ日に死ぬほど戻りたい経験や、自分自身を心底無価値に思った経験がなければ、感情移入は難しいかもしれません。
タイムリープものとして観るには、バタフライエフェクトであったりパラレルワールドについて考え出さなければならないので適切ではなく、人格形成や節々での言動に重きを置いているストーリー構成だと認識する必要性が大いにあるように感じられます。
しかしながら昨今の映画にはない、あえて前に進ませない展開や違った角度で攻める脚本は評価するに値するほどシュールで、何回も観る作品ではないにしろサイコ感と新鮮さを感じるのは王道映画にマンネリしてきた証拠でしょうかw
柔軟に作品に適応すると引き込み感も強いように感じますし、ラストへ向けて少し加速する展開は思わず見入ってしまいますw エンドロールが抜群に良かったですw
「時には物事がめちゃくちゃでも大丈夫」
作中の描写と相まって、少しだけ心に刺さるフレーズになっています。
辛辣に書いといてなんですが、オススメできる作品ではないにしろ、個人的には全然嫌いじゃない作品ですw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 5.7 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 59% Audience 60%
metacritic METASCORE 50 USER SCORE 4.4
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