Netflixから2022年10月7日に独占配信された「リディームチーム:王座奪還への道」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
2004年、アテネ五輪で惨敗したバスケットボール男子アメリカ代表チーム。
2008年の北京五輪での金メダル奪還を絶対的使命として課された選手たちの軌跡を追う。
作品情報
原題:The Redeem Team
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Netflix
監督:ジョン・ワインバック
本編:98分
出演:コービー・ブライアント、レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、カーメロ・アンソニー、カルロス・ブーザー、パウ・ガソルほか
レビュー
バスケ好きであれば誰でも知るアテネ五輪(2004)でのアメリカの惨敗。
そしてリベンジに燃えた世界選手権(2006)での屈辱の敗北。
特に世界選手権は日本で開催され、バスケ後進国である日本においても盛り上がったのは記憶に新しいかと思います。 当時予選を観に行ったこともあり個人的には非常に印象深いところです。
本ドキュメンタリーは2002年の敗北から2006年という長い期間の暗黒期を迎えた男子バスケアメリカ代表が再び玉座に君臨するまでの物語を描いています。
レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイドも制作に関わっており、当時のリアルな心境をインタビューを混じえ深掘りしていきます。
諸外国のレベルアップに伴って従来のドリームチームのように寄せ集めで勝てる環境ではなくなり、アメリカ代表という”チーム”を作る過程が描いかれている史上最強の”チーム”アメリカの物語です。
キーマンとなったコービー・ブライアントのその後のプレイを見ればこのオリンピックがいかに有益だったかもわかりますが、普段は各々のNBAチームでエースの選手を招集しチームワークを学んだこのドキュメンタリーは、今現在のNBAの礎を築いているとも言えるでしょう。
そして迎えた北京オリンピック(2008)はまさに伝説の決勝戦となっています。
当時のスペインはパウ&マルク・ガソルに加え、リッキー・ルビオやルディ・フェルナンデス、フアン・カルロス・ナバーロなどタレントも豊富でした。
何度観ても最高のゲームです。
並大抵ではないプレッシャーの中、コービーとレブロンを筆頭に見事雪辱を果たしたアメリカ代表のドラマを知ることで、より一層プレイバックを楽しめると思います。
世代でない方も絶対に面白いですし、簡潔かつテンポの良い演出に何度でも見返せる永久保存版的作品であると感じます。
是非ご観覧を。
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 7.6 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 100% Audience 100%
metacritic METASCORE 76 USER SCORE no score yet
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