四畳半タイムマシンブルース

2022年9月30日の劇場公開に先立ててDisney+から2022年9月14日より独占配信された「 四畳半タイムマシンブルース」の感想記事です。

アニメ化もされた森見登美彦の小説「四畳半神話大系」と、実写映画化もされた上田誠の戯曲「サマータイムマシン・ブルース」を融合させた森見登美彦による小説を基にしたアニメ化作品です。

オススメ度3.9

あらすじ&予告編

京都にある古びた下宿の一室を舞台に、若者たちがタイムマシンで過去に行ったことでとんでもない騒動が巻き起こる…

作品情報

製作国:日本(2022年)

配給:KADOKAWA / アスミック・エース

監督:夏目真悟

本編:全6話

出演:浅沼晋太郎、坂本真綾、吉野裕行、中井和哉、諏訪部順一、甲斐田裕子、佐藤せつじほか

レビュー

一癖も二癖もあるいわゆるクセモノ揃いの登場人物たちと、タイムマシーンを軸に繰り広げられるドタバタタイムトラベル活劇。

ゆるい絵とキャラクター性、さらには「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」と同じく主題歌を担当するASIAN KUNG-FU GENERATIONも加えて、全体的にシュールさに磨きをかけた演出が光ります。

展開が慌てふためくドタバタ活劇ながら、どこか危機感を全く感じさせないゆるさが際立っていて個人的に好みでもありますw

終わってみればナレーションもラストへ繋がるまとめ方も、いつの間にか全てにおいて心惹かれる作品でした。

最初の話を除くと1話につき20分もないショートストーリーですので、一気見もオススメです。

評価

脚本3.5

配役3.5

演出4.0

音楽4.5

映像4.0

 IMDb 7.9 / 10

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