2023 National Invitation Tournament(以下NIT)は、NCAAトーナメントの出場を逃した大学32校を招待して行われる大会ですが、March Madnessの合間にやることに加え、惜しくも出場を逃すもかなりレベル高いバスケットボールを繰り広げるため、毎年注目されるカレッジバスケットボールファンも多いのではないでしょうか。
ジョージワシントン大学在学中に渡邊雄太がNIT制覇を果たしたのも記憶に新しいイメージがありますがもう7年も前とは… 時の流れ恐るべしw
Madison Square Gardenのイメージが強いNITですが、近年は他会場開催で今回はLas Vegasとなっています!
Tournament
今年のトーナメントは以下のようになっていましたが、毎度画像が小さいのでリンクから飛ぶことを推奨しますw
準決勝の現在は、著明なオレゴンやヴィラノバ、ジョージアテック、UCFなどを打ち破った面々となっています。
Wisconsin Badgers vs North Texas Mean Green
ウィスコンシンがリードを拡げてはノーステキサスが詰める展開でゲームは進み、徐々にウィスコンシンがリードを拡げると一気に二桁点差に。 一進一退の攻防のままリードを維持したウィスコンシンが12点差で前半を終えます。
後半も互いに譲らない点の取り合いからスタート。 #24ジェイデン・マーティンズの連続得点で9-2Runとノーステキサスが徐々に点差を詰めます。
激しいDFのバチバチの展開ながらトランジションからノーステキサスが点差を詰め、クラッチタイムに入るとワンポゼッション差に! さらに3分を切るとタイゲームに持ち込んだノーステキサスが、残り2分でついにリードチェンジします。
ウィスコンシンをタフショットに追い込むDFでリズムを掴んだノーステキサスは、ラスト9分を無得点に抑える素晴らしいDFで勝利を手にしています!!
両チームDFが素晴らしく内容としても良いゲームでしたが、僅かにノーステキサスが上回る形で決勝へ!!
Utah Valley Wolverines vs UAB Blazers
互いに激しい守り合いの展開からスタートするも、抜群の身体能力を誇る#15タイ・ブレワーが牽引するUABが8-0Runと抜群の立ち上がりを見せます。 そのままほぼブレワーの独壇場で二桁点差に拡げるなどUABリードの展開でゲームは進みますが、セカンドチャンスから泥臭く得点するユタバレーが徐々に追い上げるとツーポゼッション差に迫ってゲームを折り返します。
後半は再びUABペースでスタート。 #10ジョーダン・ウォーカーが抜群のゲームコントロールでリードを拡げていきます。 しかしユタバレーも#4トレイ・ウッドベリーを中心とした的を絞らせないチームOFで得点を重ねしっかりついていくと、8分を残しついにリードチェンジ! しかしブレワーが要所を締める働きで再びUABが一歩前に。 その後は激しいワンポゼッションゲームがクラッチタイムに入っても続きます。
守り合いの展開の中、ウッドベリーが個人技で残り33.8秒にタイゲームとするアツいシチュエーションとなりUABがラストポゼッションで仕留めきれずオーバータイムへ!!
OTは#4エリック・ゲインズの連続得点からUABがリードすると、ユタバレーは我慢の展開でしっかりついていきます。 激しい攻防は1分を切ってもタイゲームと熾烈さを極めますが、またもやブレワーが勝負所でプルアップジャンパーを決めるとUABはそのリードを守り切りユタバレーはファールゲームへ! 残り3.8秒には#1リトル・ダートハードのスリーポイントで1点差に迫りますが一歩及ばず… 激戦をUABが制し決勝進出です!!
スターター全員二桁得点のユタバレーと、ブレワーがゲームハイの30得点で牽引するUABという対照的な展開ながらも互角の展開で熾烈なゲームを繰り広げました!!
見ているこちらも手に汗握る接戦はやはり面白いですし、このレベルでNCAAトーナメント64チームに入れないというD1のレベルの高さが窺えますよね〜
決勝戦も楽しみにしましょう♪
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