松竹から2022年12月23日に劇場公開された「かがみの孤城」の感想記事です。
直木賞作家である辻村深月の同名ベストセラー小説の劇場アニメ化作品です。
第52回ロッテルダム国際映画祭のLimelight部門に邦画アニメで史上初の正式出品となり、第46回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞しています。
オススメ度
あらすじ&予告編
中学生のこころは学校に居場所をなくし、部屋に閉じこもる日々を送っていた。
そんなある日、部屋の鏡が突如として光を放ち始める。鏡の中に吸い込まれるように入っていくと、そこにはおとぎ話に出てくる城のような建物と、6人の見知らぬ中学生がいた…
作品情報
製作国:日本(2022年)
配給:松竹
監督:原恵一
本編:116分
出演:當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴、麻生久美子、宮﨑あおい、芦田愛菜、藤森慎吾、滝沢カレンほか
レビュー
原作小説は上下巻にわたるやや長尺ながら、上手く良さを残しつつもオリジナル要素も加え、主人公の心情に焦点を当てることで映画としてまとめられた内容に感嘆させられる作品です。
どの時代にも孤独を抱えた子供たちはいて、彼らに寄り添う場所がないと言っていい現代社会を描いた重たいストーリーと、思春期の不安定な子供たちの心理を汲み取った演出が冴え渡っていることは間違い無いでしょう。
映像は素晴らしいし、キャストもハマっている。 全体的に綺麗にまとまっているだけに、真実はいつもひとつ!はいらなかったな、うん
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.9 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 50% Audience 90%
metacritic METASCORE — USER SCORE 6.7
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