Disney+から2024年6月4日に独占配信された「クリッパーズ」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
人種差別発言をする音声をリークしたことをきっかけに、組織内の問題やスターリング自身の結婚生活などが暴露され、これまで築き上げてきた地位が一気に奈落の底へと転落。
“リーグで最も呪われたチーム”と言われたクリッパーズだが、この音声がどれだけの影響を与えたのか、そして、チームは無事再建できるのか…
作品情報
原題:Clipped
製作国:アメリカ(2024年)
配給:Disney+
監督:ケヴィン・ブレイ
本編:全6話
出演:ローレンス・フィッシュバーン、ジャッキー・ウィーヴァー、クレオパトラ・”クレオ”・コールマン、ケリー・オーコイン、エド・オニールほか
レビュー
”ロサンゼルス・クリッパーズ”元オーナーが生涯追放されるに至ったスキャンダルを描くドラマシリーズ。
悪名高いNBAオーナーの人種差別発言の舞台裏を描いた本作は、差別的発言をテープに記録され世界に衝撃を与えました。
大ヒットした「ESPN 30 for 30」のポッドキャスト番組を基にした本シリーズでは、機能不全に陥ったバスケットボール組織と、さらに機能不全の結婚生活との衝突が明らかにしています。
白人が支配するNBAがどれほど選手達を苦しめていたか知ることが出来るのはもちろんとても重要なのだが、恐ろしいのはこの物語がノンフィクションで全然昔の話ではなく、むしろ最近で半数が現役選手であることでしょう。
リアリティが強く出ているのが良いですが、群像劇とはいえ焦点が定まりきってないのが残念。
BLMは毎年盛んに行われているが、結局問題は富裕層の白人なんだろうと感じるところを風刺的に描いているので面白くはあるw
当時のLACは非常にチームとして好きだったのを印象深く覚えているが、彼らの裏側を垣間見れた気がして今更ながら良いチームだったなと思いますね。
スターリングだけでなく見て見ぬ振りをしたNBAの責任で、金が差別を生み出していてそれに立ち向かう。 ドラマにしたくなるお話だw
ドック・リバースを演じたローレンス・フィッシュバーン以外に目立った俳優はいないが、それぞれ特徴を捉えていて内容はしっかり入ってくるし、めちゃくちゃドックが好きになる作品であると感じますw
JJは今季からレイカーズのHC!! 応援したくなるなぁw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.5 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 88% Audience 62%
metacritic METASCORE 77 USER SCORE 8.5
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