キングダム 大将軍の帰還

東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントから2024年7月12日に劇場公開された「キングダム 大将軍の帰還」の感想記事です。

原泰久の同名人気漫画を実写映画化した大ヒット作「キングダム」シリーズの第4作。

オススメ度4.6



あらすじ&予告編

春秋戦国時代の中国。  馬陽の戦いで、隣国・趙の敵将を討った秦国の飛信隊の信たちの前に趙軍の真の総大将・龐煖が突如現れた。  自らを「武神」と名乗るほう煖の急襲により部隊は壊滅的な痛手を追い、飛信隊の仲間たちは致命傷を負った信を背負って決死の脱出劇を試みる。

一方、その戦局を見守っていた総大将・王騎は、ほう煖の背後に趙のもう一人の化け物、天才軍師・李牧の存在を感じ取っていた…




作品情報

製作国:日本(2024年)

配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

監督:佐藤信介

本編:145分

出演:山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、大沢たかお、吉川晃司、小栗旬、新木優子、三浦貴大、岡山天音、橋本環奈、清野菜名、要潤ほか



レビュー

シリーズ4作目で原作の序盤最大級の山場を遂に実写化!

ダイジェストと2部作後編と言っても良いほどに前作のラストからそのまま続くような内容で、スタートから少し高まった状態で一気に作品に引き込んでくれますw

昨今の実写化はハイクオリティな作品が多いですが、本作も綺麗にまとまったストーリーに世界観を抜群に体現しているセットや衣装をはじめ、戦場の描写に多種多様なアクションシーンまで全てに余念がないと思います。

王騎と龐煖の一騎討ちは痺れた…

圧倒的なのはキャストで、個人的には相変わらず新キャラを入れても全員ハマり役。  それぞれの演技力が高すぎるので安心して観ていられるのは本当に大きいですよね〜

間違いなくシリーズ通して実写化の枠を大きく広げた作品なのは間違いないと思います。

一区切りに一抹の寂しさを覚えつつも、どこかお腹いっぱいなところもあるのは否めない…

続編が作られれば観たいとは思います。 特に”函谷関”w



評価

脚本5.0

配役5.0

演出5.0

音楽4.0

映像4.0



IMDb – / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience –%

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