謎のゾンビ化現象によりあたり一面がパニックに。
学校をサボりオンラインゲームを楽しもうとしたオ・ジュヌ(ユ・アイン)は遅まきながら周囲の異変に気づき自宅警備を始めるも…。
「新 感染 ファイナル・エクスプレス」で韓国のゾンビ映画は一躍世界最高峰となったと思っている自分は、同様の期待感を持って見てしまいますw
作品情報
原題:#살아있다(#生きている)
製作国:韓国(2020年)
配給:Netflix
監督:チョ・イルヒョン
本編:98分
出演:ユ・アイン、パク・シネほか
レビュー
斬新さ
まずゾンビパニックのタイミングで学校をサボっている青年にスポットライトを当てるという着眼点w 秀逸ですよね〜
場所も高級住宅?なのか周辺状況が一切わからない作りになっています。
また、出てくる役者はほぼ2名w ゾンビに予算を持っていかれたのか、ヘリに持っていかれたのかはわかりませんが、世界が狭すぎる。
バックグラウンド
ゾンビ映画で一番最初に難しいシーンは、パンデミックが起こった時点からどれだけ近くにいてその危機を乗り越えられるかだと個人的には思っていて、大抵は感染拡大が起こるど真ん中にいるイメージがあるのですが、全くもってどこが感染地かわからずいつ始まったかもわからないのには驚きましたw テレビでニュース速報が流れ、放送が途絶えるまでは結構時間があると思うのですが、何せオンラインゲームやっていてそこがスタートなのでw
一切の情報がないままネット等の情報も遮断されてしまい、マンションの一室という陸の孤島に閉じ込もる防戦スタート。
一人なので会話などからバックグラウンドを知り、役を深掘りすることができないというシュールな展開。
テンポ
スタートに勢いよくパンデミックが広がったのに対して、マンションの自室から出ない時間が続き停滞した時の流れがテンポを悪くしてしまった。
後半部には若干テンポアップしますが、謎の展開による足止めを喰らい最後まで大きく盛り上がれなかったことが悔しく感じられました。
ただ韓国のゾンビ映画ならではのクオリティや、斬新な設定が光ったのもあり、何も考えずに見るには良い作品かもしれません。
脚本
配役
演出
音楽
映像