Apple TV+から2022年4月22日にて独占配信された「マジックと呼ばれる男」の感想記事です。
NBAのロサンゼルス・レイカーズで活躍し、史上最高のポイントガードと称されたマジック・ジョンソンのドキュメンタリー作品です。
オススメ度
あらすじ&予告編
時代を超えるスーパースター、アービン・”マジック”・ジョンソン。
裕福でない少年時代からビジネス界の大物へとなっていくレジェンドの人生とキャリアを綴る…
作品情報
原題:They Call Me Magic
製作国:アメリカ(2022年)
配給:Apple TV+
監督:リック・ファミュイワ
本編:全4話
出演:マジック・ジョンソン、クッキー・ジョンソン、マイケル・ジョーダン、ラリー・バード、バラク・オバマ、スヌープ・ドッグ、パット・ライリーほか
レビュー
本人をはじめ、マイケル・ジョーダン、シャキール・オニールら元NBA選手のほか、オバマ元大統領やLL・クール・J、スヌープ・ドッグ、サミュエル・L・ジャクソンらのインタビューと、当時の映像を時系列に追うことで彼の半生を追体験できるドキュメンタリー作品です。
何よりもその明るい笑顔が印象的なマジック・ジョンソンのポテンシャル高いスーパープレイの数々を年代別に見られるのが嬉しいです。
マジック世代でもなければジョーダン世代でもない今のNBAファンが見ても、ワクワクするハイレベルなプレイも映し出されますし、時代背景も折り重なって人種問題などのテーマも色濃く絡み合った素晴らしい伝記作品となっています。
アービンとマジックの二重生活を描くヒューマンドラマとして、また人種問題の矢面と晒される社会派作品としても見られます。
Earvin “Magic” Johnson Jr.についての詳細は以下から。
NBA.com Basketball-Reference.com
レイカーズから全体1位で指名を受け、206cm 、100kg とサイズあるポイントガードとしてプレーし、1980年代にはロサンゼルス・レイカーズで5度の優勝(1980,1982,1985,1987,1988)を果たしています。
カリーム・アブドゥル=ジャバー、ジェームズ・ウォージーとともに「ショータイム」と形容されるほどのラン&ガン スタイルは、低迷したNBAの人気向上に大きく貢献したようです。
1991年にHIV感染が発覚。 プロスポーツのスター選手がHIV感染者となるのは初めての事例であり、医師の勧めによりジョンソンは現役引退を決断した模様です。
レブロン・ジェームズのように20シーズン目でなおNBAのトップに君臨する選手もいる中、素晴らしいポテンシャルを持ちながらキャリア全盛で引退したことには無念としか言いようがないですが、それでもなお“マジック”の愛称で語り継がれるだけの功績を残していることが素晴らしいですよね〜
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.7 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 68% Audience 87%
metacritic METASCORE 63 USER SCORE 7.0
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