東和ピクチャーズから2022年6月24日に劇場公開された「ザ・ロストシティ」の感想記事です。
オススメ度
あらすじ&予告編
恋愛小説家のロレッタは新作「ザ・ロストシティ」の宣伝のため、モデルのアランと共に各国を巡る宣伝ツアーに出るが、その道中突然現れた謎の実業家フェアファックスによって南の島へと連れ去られてしまう。 フェアファックスは「ザ・ロストシティ」を読んで、彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信し、彼女を誘拐したのだった。
それを知ったアランは島へとたどり着いてロレッタを探し出し、島から脱出しようとするが、予測不能のハプニングが次々に起こり、正反対な性格の2人の相性の悪さも手伝って、過酷なサバイバルを繰り広げることになる…
作品情報
原題:The Lost City
製作国:アメリカ(2022年)
配給:東和ピクチャーズ
監督:アダム・ニー、アーロン・ニー
本編:112分
出演:サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットほか
レビュー
もはや絶滅危惧種に近い大予算のロマンチック&コメディ&アドベンチャー。
観終わった第一印象としては、爆ハネして当然と思える内容にも関わらず、思いのほか拍子抜け。 ワクワク感が少なかったというのが本音なところではあります。
どうしてもどこか想定内となってしまった感が強く、もちろん強く感情移入ができる内容でもないのでやや期待感が勝ってしまったか、もしくはたくさんの映画を観過ぎてしまったかと自分を目を疑ってしまいます。
しかしながら、本作には様々な不満を全て吹き飛ばすほどの強烈なキャラクターがw
ブラッド・ピットが演じるトレーナーは、コミカルな設定の中でよりコミカルに。 颯爽と現れて速攻で掃けていくw
本当にどの作品に出ても、作品のカラーとか出演時間とか関係なしにブラッド・ピットという余韻を残して去っていく感じが堪らないですねw
それくらい輝く存在があるのだから、ストーリー全体のやや停滞感だったりキャストのグダグダ感だったりが良い塩梅になっているのすらも”味”であるような気さえしてきます。
王道を描きながらも無茶苦茶に、そして全体的にばら撒かれたコメディ要素は、だらだらと観るのに相応しい作品であるように感じましたw
評価
脚本
配役
演出
音楽
映像
IMDb 6.1 / 10
ROTTEN TOMATOS Tomatometer 79% Audience 83%
metacritic METASCORE 60 USER SCORE 6.8
思いのほか高評価が目立つので続編もあるのか…?と疑ってしまいますねw
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