Conference Finals MIA vs BOS
圧倒的GAME運びで危なげなくConference Finals 1番乗りを決めたHEAT。
抜群の仕上がりを披露しているJimmy Butlerを中心に盤石のRosterでConference Finalsの舞台に立ちます。
対するはBucksとのGAME7まで死闘の末に勝利したBoston。
前評判で優勝候補のNETS、前年王者のBucksと大物食いの勢いそのままにHEATに挑みます。
GAME1 05.17.22
Marcus Smartの欠場とAl Horfordがプロトコル入りと痛いBostonですが、Robert Williamsが復帰しインサイドでは厚みを出します。
HEATはKyle Lowryが欠場ながらSemiFinals同等のメンバーです。
観客で真っ白となったFTX Arena。 もう既にHOME Court AdvantageがだいぶありそうなHEAT。
前回GAMEからシュートタッチの良いGrant Williamsと復帰したRobert Williams の得点で序盤からBostonがリズムを作ります。 Robert Williamsがリムブロッカーの役目を果たしHEATはFG%が上がりません。
両TEAMの持ち味であるDFが光りますが、HEATはJimmy ButlerやP.J. Tuckerのフローターなどですぐに追いかけ体制をとり、一進一退の攻防となります。
セカンドユニットに代わったBostonをHEATが攻めたて、ターンオーバーとFast Breakからリズムを作り一気にリードチェンジします。
再三のリードチェンジが繰り返されますが、Jayson Tatumの得点とPayton Pritchardの3-PTで1QはBostonの3点リードで終えます。
手に汗握る緊迫したGAME展開ですね〜
2Qも両TEAM譲らない立ち上がり。
この緊迫したGAMEに登場したAaron NesmithがブロックにOFリバウンドと躍動し、Robert Williamsがセカンドボールのフォローに回るという素晴らしい活躍で、GAMEは膠着しながらもBostonが良いプレイを連発します。
良いDFが続いたところに点が入ると流れになるのがBasketball。 Payton Pritchardの連続得点でBostonが膠着から一転リードしていきます。
そのリードを守り切り、Bostonが8点リードで前半を終えます。
後半は開始からBostonの激しいDFを掻い潜り、HEATが連続得点していきます。 Gabe Vincentの好DFから3-PTなど流れを手にしたHEATが10-1Runと一気にリードチェンジ。
さらに畳み掛けるHEATはJimmy Butlerの連続STEALなどでRunを22-2とリードを拡大させていきます。
このままで終われないBostonもしっかりDFから地に足をつけ、粘ってのターンオーバーやエースJayson Tatumの力技で9-2Runを作り追いすがります。
しかし、Gabe Vincentの連続得点や8ターンオーバー、さらにはファールがかさみ、再びリードを拡げられ苦しい時間が続くBostonが17点ビハインドで3Qを終えます。
最終Qは一進一退の攻防で互いに牽制し合う中、BostonがOFリバウンドやファールを上手くもらい10-0Runとリズムを掴み追いかけます。
残り6分、勝負所を迎え両TEAMともFGが落ちなくなっていきます。
Clutch Timeに入りJaylen BrownがOn Fire! 差を縮めます。
しかしJimmy Butlerが淡々と点を取り、Bostonにとって大きな壁となりました。
3Q以外は非常にまとまりの良かったBostonですが、あまりにも点差を離され、あと一息まで追い詰めますが挽回出来ずに初戦を落としました。
HEATは勝負所でのFG%が高確率で決まり、素晴らしい集中力を発揮しHOME GAMEで勝利を飾りました。
GAME2 05.19.22
Derrick Whiteが欠場ながらMarcus SmartとAl Horfordが復帰し、久しぶりのスターターフルオーダーのBoston。
前回GAME苦戦したHEATのDFに対し、どうOFを展開するか注目ですね〜
HEATはMax Strusをはじめとしたシューター陣の活躍に期待です。
序盤からMax Strusの連続3-PTなどで10-0RunとHEATがリズムを作ります。
しかしすぐさま7-0RunでBostonがボールムーブメントから追いすがります。
さらには代わったGrant WilliamsやPayton Pritchardの得点もありリズムを掴んだBostonが一気にリードチェンジし、17-0Runと突き離します。
9/11と高確率で3-PTを沈めたBostonが11点差をつけ1Qを終えます。
2QもBostonがFG%高く決め、好DFからのFast Breakなどリードを拡げていきます。
Jayson TatumがOn Fire。 このQで17得点と爆発し一気にリードを拡げ、1度もリズムを掴めなかったHEATに対し25点差をつけ前半を終えます。
後半はJimmy Butlerを中心にHEATも巻き返しを図りますが、Bostonの固いDFをなかなか崩せず膠着します。
HEATが2-3のトラップDFからBostonを抑え徐々に点差を詰め始めます。 さらにはDuncan Robinsonを投入し勝負をかけますが、逆にMarcus SmartとJayson Tatumに3-PTを連続で浴びせられるなど流れを奪うには至らず、点差変わらず25点差のまま3Qを終えます。
最終QもBostonのFG%が下がらず、HEATのDFも緩くなり点差が開き続け、FTX Arenaから帰る人達も後を絶たなくなります。
5分を残し34点差でHEATは白旗。
BostonはAWAYながら大差をつける圧勝でGAME2を制しました。
HEATはJimmy Butlerの奮闘虚しくFG%もさることながら、良い流れをつくりかけては全て潰され成す術なく敗れました。
対するBostonはJayson Tatumが26得点FG61.5% 3-PT FG66.7%と完璧なパフォーマンスを見せ、Jaylen Brown、Marcus Smartが24得点とHigh FG%に加えTEAM OFがハマり圧勝となりました。 Roll Playerたちも素晴らしく、Robert Williamsの3BLKとDFでも抜群の強度を見せHEATから14ターンオーバーを奪い圧勝しました。 この好調を維持できるか非常に期待が高まりますね〜
GAME3 05.21.22
両TEAM譲らず1勝1敗で臨んだGAME2。
BostonのHOMEであるTD GardenでHOME Court Advantageを加え一気にリードできるか。 異常なStatsを残すJimmy Butlerと欠場から復帰したKyle Lowryが牽引しHEATが挽回するのか楽しみですね〜
GAME開始からかなりハイペースな展開が繰り広げられます。
素晴らしいDFとボールムーブメントからHEATがFG%高く沈めリードしていきます。 Kyle Lowryがいるとかなりテンポが上がりますね〜 Jimmy Butlerががんばらずともどんどん点差が開きます。
Jaylen Brownが連続得点で追いすがりますが、3-PT FG%が上がらずDFも止めらない中で21点差と大差がつき、Bostonにとって苦しい展開となります。
2Qも点差を詰めたいBostonですがKyle LowryのStealなど要所で流れを作れず、両TEAM譲らず一進一退の攻防が続きます。
2Q終了間際にはやっとBostonの連続得点。 Fast Breakを含む10-0Runとし、リードを縮め15点ビハインドで前半を終えます。
Jimmy Butlerが右膝の負傷で退きます。 大事ないと良いですが。
後半開始後Bostonが追い上げを見せたいところですが、Marcus Smartが右足首を捻挫し負傷退場となります。 と、思いきや復活。笑
かなり捻っていましたが出場します。 TD Gardenは大盛り上がりとなりますw
出てきて直後に3-PTを決め、会場を巻き込んだBostonがリードを縮めます。
一桁差まで戻しますが、連続ターンオーバーに苦しみ15点差で最終Qへ。
最終Qは非常に激しいDFの応酬が続きます。
Jayson Tatumが右肩を負傷し一時退場しますが、BostonはJaylen Brownを中心に必死の追い上げを見せ、7-0Runと追い上げ、残り5分6点差と射程圏に詰め寄ります。
完全にOn FireのJaylen BrownがRunを12-0に拡げ1点差へ詰め寄ります!! アチい!!!!
4分無得点だったHEATもBam Adebayoが難しいショットを決め、Kyle Lowryが値千金のStealなど勝負所での好Playが光ります。
勝負所でHEATが圧巻のGAME運び。 Lordで勝利を手にしました。
Jaylen Brownが大爆発も、FG%の上がらないJayson Tatum、TEAM通してフリースローも低迷しターンオーバー23とダメな箇所が大きく浮き出たGAMEとなりました。
対するHEATは途中Jimmy Butler、Tyler Herroを欠きながらもKyle Lowryが見事なボールコントロール。 Bam AdebayoがしっかりGAMEを牽引し勝ち切りました。
素晴らしいGAMEでした。 こういったGAMEを繰り広げて欲しいですね〜
GAME4 05.23.22
Marcus Smartが右足首捻挫の影響から欠場の中、負けられないBostonがどれだけ踏ん張れるかダブルエースに期待ですね〜
Tyler Herroが股関節を痛め欠場のHEATは2nd Unitを Victor Oladipoがどう牽引するかに注目です。
Marcus Smartに代わってスターターに入ったDerrick Whiteがスタートから連続得点、さらにはHEATをしっかり抑えるDFで開始から7分で18-1と大きく突き離します。 HEATはFG0/14と歯車が大きくズレた苦しい展開となります。
流れが悪い中、Jimmy Butlerと代わったVictor Oladipoがつなぎ、7-0Runと差を詰めていきます。
しかしながら29-11とBostonが完璧な立ち上がりを見せる1Qとなりました。
お互い流れを引き寄せ合う激しい攻防の中、再びBostonが8-0Runとリードを拡げます。
HEATはファールがかさみ、必死に得点してもフリースローで差を拡げられる苦しい展開が続き、24点差で前半を終えます。
3Qは両TEAMともFG%が上がらず、一転ロースコアな展開となり、HEATは詰め寄ることが出来ませんでした。
最後まで点差を守りきったBostonが勝利しました。
FG%が上がらないながら圧倒的なGAME支配で前半に大差をつけ完勝したBostonがSeriesをタイにしました。 特筆すべきはMarcus Smart不在ながらDerrick Whiteが牽引した堅守とインサイド。 序盤から流れを掴みGAMEの主導権を握る良いリズムを作りました。
HEATはVictor Oladipoが孤軍奮闘もスタートから良い形を連続して作れず、今後の展開すら不安にさせる大敗を喫しました。 次回GAMEでの挽回に期待しましょう。
GAME5 05.25.22
譲らず2勝2敗で迎えたGAME5。 どちらが取るのでしょうか。
大量リードが多く、HOME Court Advantageもあまり関係ないので予想が難しいですね〜
今までの流れで言うとスタートダッシュに成功した方が勝ちそうですね〜 非常に楽しみです。
両TEAMとも怪我人が多いですからね〜 気をつけて欲しいですね。
Marcus Smartは復活しています。
FG%が両TEAM上がらない中、Bostonがゴール下からRobert Williamsの連続得点と先取します。 HEATも苦しい中、Bam Adebayoのペイントアタックで詰め寄ります。
代わって入ったDerrick Whiteが毎度ながら好DFからFast Breakするなど流れを作り、リードしていきます。
タイムアウト開けからHEATが好DFからの連続ターンオーバーを誘発し、Victor Oladipoの得点もありリードチェンジしていきます。
ロースコアな展開ながらリードチェンジを繰り返す激しいCross GAMEを展開し、HEATが19-17と2点リードで1Qを終えます。
2Qも流れを汲む激しい攻防で一進一退の展開となります。
このSeriesで珍しい5点差という接戦でHEATがリードしたまま前半を終えます。
3Q開始からBostonが8-0Runとリードチェンジしていきます。
Max Strusの連続ペイントアタックでHEATが再びリードチェンジ。
すぐさまAl Horfordがやり返す激しいリードチェンジが繰り返されます。
Robert Williamsがリムブロッカーとしての役目を存分に果たしたBostonが、DFから少しずつ流れを掴み、HEATのFG%の低さもあり10-0Runと差を拡げて、このGAME初めての二桁11点差とします。
Jayson Tatum、Jaylen Brownが最終Qスタートからこれまでが嘘のように3-PT、ミドルと得点を重ね8-2RunとBortonがリードを拡げ17点差とします。
3Q後半から合わせて6分間で24-2Runと完全に復調したBostonを相手にBam Adebayoが繋いでいきます。
しかしながらJaylen Brownが強烈なOne Hand Slamを叩き込むなど流れを譲りません。
勝負所でシュートを決め続け流れを渡さなかったBostonが、後半だけで56得点と爆発し、残り1分を残しGarbage Timeとなります。
3-PT FGが両TEAM全く上がらない中、ターンオーバーに苦しんでいた前半とは一転、後半に復調し一気に勝負をかけたBostonがAWAYで勝利し2連勝。 Series王手となりました。
HEATはGAME通してFG%に苦しみ、Bam Adebayoが孤軍奮闘するも痛すぎる1敗となりました。
GAME6 05.27.22
後のないHEAT。 立ち上がりの悪さを含めFG%が非常に良くないGAME4.5をしっかり修正して迎えられるか注目です。
GAMEの入りに成功したHEATが序盤からリードしていきます。
非常に気迫のこもったプレーですね〜
Jimmy Butlerが牽引しリードをキープしたまま1Qを終えます。
Jayson Tatum、Jaylen Brownのダブルエースが躍動し、このGAME初めてのリードチェンジ。 Robert Williamsもリムブロッカーとしての役割を果たしHEATを苦しめます。
前半終了間際には3連続ターンオーバーを誘発しHEATが良い流れからリードチェンジし、2点リードでGAMEを折り返します。
後半も7-0RunとHEATが先に流れを掴んでいきます。
一進一退の攻防が続きますが、HEATが7点リードして3Qを終えます。
HEATが突き離してはBostonが詰めよる激しい展開に息をつく暇がないw
最終Q開始からDerrick Whiteが連続得点でBostonに流れを引き寄せていきます。
激しい攻防から7-0RunとBostonがさらに追い上げます。
ワンポゼッションでの一進一退の攻防が続く中、残り5分30秒でAl HorfordのこのGAME初得点となる3-PTが沈みGAMEをタイに、このGAME当たっているDerrick Whiteの4本目の3-PTでリードチェンジします。
Kyle Lowry、Jimmy Butlerが体を痛めながらも繋ぎます。
P.J. TuckerもStealとHardなリバウンドで貢献し、Clutch TimeではVictor OladipoがJaylen Brownからテイクチャージを取るなど、勝負所での良いプレーが光ったHEATが勝利しました。
Franchise RecordであるPlayoffs Career Highの47得点を記録したJimmy Butlerが牽引し、激戦を制したHEATがHOMEでGAME7を迎えます。
GAME7 05.29.22
Tyler Herroが復活したHEAT。 HOMEで文字通りSeriesを決めるHEROになれるか。
スタートから9-1Runとリズム良く得点するBoston。 HEATも3-PTケアに注力しつつ、ボールムーブで得点していきますが、ターンオーバーから再びBostonが8-0Runとリードを拡げていきます。
HEATも負けず、タフなDFから徐々にリズムを作り8-0Runと追いかけます。
しかし、簡単には流れを作らせず、BostonがJayson Tatumテイタムの連続得点などで15点リードに突き離し1Qを終えます。
2Qも代わって入ったTyler Herroを攻め立てBostonがリズムを掴みかけますが、Jimmy Butlerが孤軍奮闘しHEATも踏ん張ります。
Series通して3-PTの当たってないHEATですが、このGAMEも1/10と3-PT FG%が上がらない中、Max Strus、Jimmy Butlerと連続で沈め流れを呼び寄せ、Bostonのファールトラブルもあり111-2Runと6点差にビハインドを縮め前半を終えます。
Jimmy Butlerは前半で24分間出場の24得点と大立ち回り。 特に2Qでフリースロー7本を含む18点を取るまさに孤軍奮闘でHEATを救済します。
後半も開始からBostonが7-0RunとHEATの激しいDFにあいながらもタフショットをねじ込んでいき、流れを引き寄せていきます。
負けじとHEATもDFから7-0Runとリズムを掴みます。
以降は一進一退の激しい攻防が続き、Bostonの7点リードで3Qを終えます。
最終Q、出突っ張りのJimmy Butlerにやや疲れが見え始め、9連続FGを落としたHEATを Bostonが少しずつ突き離します。
勝負所でなかなかFGが決まらないHEAT。 Bostonも3連続スマートが3-PTを落とし、苦しいながらも8-0RunとHEATが残り1分5点差まで詰め寄ります。
Jaylen Brownが痛恨のOFファールの後すぐさまMax Strusが3-PTを沈め45秒を残し2点差に! アチい!!
しかしJimmy Butlerの3-PTが落ちMarcus Smartのフリースローで4点差。 これが決勝点となりBostonが勝利しました。
Jimmy Butlerがフル出場で粘りますが1度もリードを奪えなかったHEAT。
完成度の高いBasketで魅了してきましたが、怪我に苦しみ全てを出せず惜しくも今Seasonを終えました。
Bostonは満身創痍ながら勢いを維持したまま、打倒GSW王朝を掲げ12年ぶり悲願のChampionを目指します!
CONFERENCE FINALS MVP
Jason Tatum
浮き沈みはありながらもJaylen Brown、Marcus SmartとともにBostonを牽引し続け、ようやく夢の舞台へと辿り着きました。
素晴らしい功績ですよね〜
今後数年に渡ってEASTの覇者となること、また個人としても躍進してくれることを願うばかりですね〜
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