2025年3月2日に開催された「第97回アカデミー賞授賞式」の受賞、またはノミネートした作品の感想記事のまとめです。
様々な受賞・ノミネート作品の中から選り好みで紹介させていただきます。
『ANORA アノーラ』
2024年・第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。
第97回アカデミー賞では作品賞を含む最多5部門を獲得した。
ニューヨークを舞台に、若きストリップダンサーのアノーラが自らの幸せを勝ち取ろうと全力で奮闘する等身大の生きざまを描いた本作は、身分違いの恋という古典的なシンデレラストーリーを現代風にリアルに映し出すショーン・ベイカー流人間賛歌か。
『リアル・ペイン〜心の旅〜』
第97回アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞にノミネートされ、キーラン・カルキンが助演男優賞を受賞。
ジェシー・アイゼンバーグが自らのルーツであるユダヤ系ファミリーの歴史を辿る旅を、疎遠だった従兄弟とのロードムービーとして描いた作品。
アイゼンバーグはホロコーストを生き延びたポーランド人の祖先を持つゆえに、自伝的要素が多く含まれたファミリーヒストリーと呼ぶにふさわしいかもしれない。
『Flow』

引用元:映画Flow」公式サイト
監督・製作・編集・音楽を1人で手がけた長編デビュー作「Away」で世界的に注目されたラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督が、5年の年月をかけて多くのスタッフとともに完成させた長編第2作。
長編アニメーション賞と国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、長編アニメーション賞を受賞。
ラトビア発の独創的なアニメーション作品。
映画産業があるのかどうかも定かではない北欧の小国から、アカデミーの長編アニメーション賞をはじめ多数の賞を獲得してきたこと自体凄まじい。
『ウィキッド ふたりの魔女』
名作児童文学「オズの魔法使い」に登場する魔女たちの知られざる物語を描き、2003年の初演から20年以上にわたり愛され続ける大ヒットブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を映画化した2部作の前編。
第97回アカデミー賞では作品賞のほか、シンシア・エリボの主演女優賞、アリアナ・グランデの助演女優賞など合計10部門にノミネートされ、美術賞と衣装デザイン賞の2部門で受賞。
後に「オズの魔法使い」に登場する「西の悪い魔女」となるエルファバと、「善い魔女」となるグリンダの、始まりの物語を描いたファンタジーミュージカル作品。
『デューン 砂の惑星PART2』
フランク・ハーバートのSF小説を映画化し、第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアドベンチャー大作「DUNE デューン 砂の惑星」(2021)の続編。
PART1でも感じた壮大な砂漠をはじめとする本物を見ているような生々しさや迫力、スケール感を感じさせてくれる映像美に、ダイナミックな音響効果が合わさって臨場感が半端ない感じをしっかり継続した本作。
デイヴィッド・リンチ版の「デューン 砂の惑星」(1984)で描かれたポールとフェイド=ラウサの決闘が2作目で遂に。 実に2倍以上を費やしただけあって、抑圧された砂漠の民”フレメン”からの信頼を勝ち取り、救世主として支持されていく過程をじっくり描くことで十分な説得力に繋がっている。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
2015年に出版されたイライジャ・ウォルド著の『Dylan Goes Electric!』を原作に、伝説のミュージシャンボブ・ディランの若き日の姿を描いた作品。
第97回アカデミー賞で作品賞をはじめ計8部門でノミネート
まるでドキュメンタリーを観ているかのような作品。
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追いかけるのに苦労しますねw











