LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族

TOHO NEXTから2025年6月27日に劇場公開された「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」の感想記事です。

モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』のスピンオフ『LUPIN THE IIIRDシリーズ』第5作で、LUPIN THE IIIRDシリーズの完結編。

オススメ度3.7

あらすじ&予告編

ルパン三世たちは刺客を送り続けてきた黒幕と隠された財宝を暴くべく、地図にもないある島に向かうが、着陸直前に飛行機が狙撃され島に不時着する。

荒れ果てたその島には24時間以内に死んでしまうという毒が充満し、不老不死を謳う島の支配者・ムオムは世界をも支配下に治めようとたくらんでいた。

ルパンたちは24時間以内に全てを盗み出して島から脱出するため、ムオムに戦いを挑む…

作品情報

製作国:日本(2025年)

配給:TOHO NEXT

監督:小池健

本編:93分

出演:栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、広瀬彰勇、土師孝也、片岡愛之助、森川葵、尾花かんじ、鈴木もぐら、水川かたまり、小林清志ほか

レビュー

「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」(2014)から始まった“小池健監督による「LUPIN THE IIIRD」シリーズ”。 エッジの効いた作画と共に、それぞれのキャラクターを関係性の薄い段階から描き、長編映画である本作へとつなげてきた。
本作はアニメ「ルパン三世」シリーズとしては、1996年に公開された「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」以来となる約30年ぶりの2Dアニメ劇場版。 そして、初期を舞台に描いてきた小池監督による「LUPIN THE IIIRD」シリーズの集大成的な本作によって、1978年の劇場版第一弾となる「ルパン三世 ルパンVS複製人間」へと続いていく。 つまり、本作は誰もが知っている「ルパン三世 ルパンVS複製人間」より少し前のエピソードを描いているため、入り込みやすい物語となっているのはもちろんのこと、“その後”まで垣間見ることもできる深みある作品に仕上がっている。

原点回帰を宣言しているとおり、1st ルパンの大隅正秋監督版へのオマージュも少なからず感じられるなど、クラシック・ルパンのファン心を刺激したのは間違いないだろう。

個人的にもこのシリーズは作風から音楽等々好きだったが、劇場公開を見逃し配信で見ているからかもしれないが中々にシラケてしまった感があるのは自分だけだろうか。

スーツではなくポロシャツのルパン。 早々に帽子を失ってた次元。 そして毎度裸となる不二子。 殊更に泥棒であることを強調するのもよく分からない。
前作の偽ルパンは何者だったのか、ムオム(背後のマモー)がルパンたちを狙う理由は何だったのか、マモーは自身の不老不死が目的だったはずだが何故ムオムを生み出したのか、もう少し丁寧に作られていても良い気もするが。
シリーズの面白さから比較すると、散りばめられた伏線を回収したとの見方も出来なくはないが少し残念だったとも思える。

評価

脚本3.0

配役4.0

演出3.5

音楽4.0

映像4.0

IMDb 6.3 / 10

ROTTEN TOMATOS Tomatometer –% Audience –%